Kendo (ケンドウ)現代に生きる武道です。元々の語義は「剣の道」です。LINNがこの名称を採用したのは特別な意味合いを見出したからです。Kendo における「剣 」(=カンチレバー)は鍛造されたボロンにラインコンタクト研磨仕上げのダイヤモンドチップで構成されています。その防具(=ボディ)は、ニッケルコーティングされた 7075 グレードのアルミニウムです。Kendoはその師匠であるEkstatik(エクスタティック)の直系一番弟子です。同じ価値観を共有し、先達の特徴の多くが継承されています。
Kendoは、驚異的なパフォーマンスを誇るEkstatik の諸要素を活用できるよう、エンジニアの努力が結集したカートリッジです。実証済みのトリクルダウン開発手法と、上位機と同等の主要設計原則によって、肉薄する音響特性を獲得した、リーズナブルな高性能カートリッジの誕生です。
Kendo は、硬質ニッケル コーティング仕上げの 7075 グレードのアルミニウム ボディを採用。このアルミニウム素材は、Kendo が完璧なパートナーになるように設計された Arko トーンアームと同一です。トーンアーム システム全体が優れた素材の相乗効果により、アームからサブシャーシを通じて、カートリッジの繊細な発電機構にとって不要な共振を効果的に排除します。
■ 価格
本体価格 ¥605,000(税込)
針交換価格(KENDO→KENDO) ¥418,000(税込)
針交換価格(KANDID、KRYSTAL→KENDO)¥440,000(税込)
高性能ムービングコイルカートリッジ
針先形状 | スーパーファイン・ラインコンタクト |
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カンチレバー | ボロン |
アーマチュア | スクエア |
コイル線 | 銅 4N |
ピン接続タイプ | 終端クリップ付きフライングワイヤー-1.2mm、ゴールド |
シェル固定 | 3点留め |
出力電圧 | 0.45mV @3.54cm/s |
チャンネルバランス@1kHz | <1dB |
セパレーション@1kHz | 28dB以上 |
推奨負荷インピーダンス | 100Ω |
推奨静電容量 | 1nF |
推奨針圧 | 2.0g |
自重 | 7.6 g |