EXAKT - 音源はスピーカーの中にまで

EXAKTテクノロジーはオーディオの性能にブレークスルーをもたらしました。EXAKTは、あなたとアーティストを最もダイレクトに結ぶシステムとなりました。
EXAKTは、ロスレス(損失のない)デジタル信号経路をシステムの先頭からスピーカーまで広げます ― ノイズと歪の根絶のために。

従来のアナログ伝送における問題点とは?

たとえどんなに素晴らしいオーディオシステムであっても、アナログ伝送においては音楽信号の受け渡しの様々な領域において情報の損失から逃れることはできません。システムを構成する機器それぞれが、ノイズと歪を付加してしまうのです。

Traditional Signal Path

これまでのオーディオシステムでは避けることのできないアナログ領域での情報損失

EXAKT の信号伝送

EXAKT は音楽信号をデジタルのまま保持することを延伸し、アナログ領域のいくつものロッシーな段階を無くします。歪やノイズを付加する要因となる旧来のプレーヤー、プリアンプ、クロスオーバー、さらにはアナログケーブル類も一掃されるのです。

EXAKT Signal Path

EXAKT はまさにスピーカーの中にまで信号をデジタルのまま伝送

EXAKT はスピーカーにいたるまで全ての経路においてロスレスのデジタル信号を完全に保持します。さらには、クロスオーバーと音量調整もデジタル領域で進行します。信号はスピーカーの中で初めてアナログに変換されます。つまり、各ドライブユニットに最大限の音楽情報が届けられるのです。

EXAKT リンク

既存の標準的なプロトコルではスピーカーの中にまでデジタル信号のロスレス伝送が実現できないため、新たにLINN が開発した通信システムがEXAKTリンクです。

データの正確性

エラーの発生は音楽再生が正しく行われないことを意味し、データ通信における正確性は最も基本的かつ重要な要件です。EXAKTリンクは最大8チャンネルの24bit /192kHz スタジオマスター音源をロスレス伝送が可能です。

極限値の低いジッター特性

ジッターはピッチが正確であるべきデジタル再生にとって、これまでも最大の「敵」と言うべき存在と認識されてきました。それは、音楽で大切なタイミングに影響を及ぼすからです。最高峯の音楽再生プレーヤーとしてゆるぎない評価を得ているLINN Klimax DSのおよそ半分という驚異的な超低ジッタ―特性をEXAKTは実現しています。音楽はこれまで聴いた事の無いように生きいきと耳に届くのです。

スピーカー同期の極限

DSの発表後、LINNはSongcastの開発を通して、マルチルーム再生における最高水準同期再生のリーダー的存在です。同じ部屋に存在するスピーカの同期、すなわちステレオ再生のためには、より高精度なものが前提です。EXAKTリンクがデジタル領域で実現する同期誤差は実測値で25.4ピコ秒という極小レベルです。これは音速上での到達距離差に換算すると1ミリの900万分の1 相当、もはや存在しないに等しいものです。「完全」に同期したスピーカーからの音楽再生が楽しめるようになりました。