LINN SURROUND

サラウンドのフォーマットは高音質化が図られ、現在ブルーレイディスクには「ハイレゾ」と呼ばれる音楽データと同等品質の音声が記録されています。圧倒的な音質を誇るEXAKTシステムを活用し、スペクタルな映画や臨場感抜群のライブ映像を楽しみたい…。これは1996年の”AV51 SYSTEM”誕生以来高品位なホームシアターシステムを開発してきたLINNの望みでもありました。家庭における最高の贅沢のひとつと言える「ホームシアター」。DSMシリーズのHDMI再生機能とEXAKTが手を組み、ついに史上最高音質のサラウンドサウンドが実現したのです。
EXAKTの再生能力はその正確性において誰も到達できなかった高みにいます。特に時間軸(タイミング/位相管理)の正確性は、サラウンド再生においても大きな違いを生みます。5.1chを例にとれば、構成される合計6本のスピーカーが寸分の狂いもなくシンクロして初めて、製作者の表現する360°の空間を正しく表現できます。チャンネル間の偏差10−12秒以内というEXAKTのタイミング管理能力は、やはり音声再生において最大の利点と言えます。

DSM / EXAKT DSMのHDMI再生テクノロジー

HDMIによる伝送では、最大192kHz/24bitの音声がハイビジョン映像と共に送られます。このスペックをフルに使った放送・メディアは今後さらに増加していくでしょう。LINNはDSM開発時よりHDMIの高音質化テクノロジーに取り組み、映像信号の隙間に収録される音声を極めて純度高く取り出し、再生することを可能にしました。
受け取ったHDMI信号から映像と音声をスプリットし、音声再生のための高精度専用クロックを新たに与え音声データを再生成する「2-stage clock recovery process」。電源やグランドレイヤーのアイソレーションを高度にマネージメントするHDMI独立基板。ローノイズ・デジタル伝送テクノロジー「Low Voltage Differntial Signaling」。EXAKTの備える768kHzアップサンプリング・35bitビット拡張の完全活用など…。最高の感動体験を引き出す数々の高音質テクノロジーが投入されています。

サラウンドにも最大活用されるSPACE OPTIMISATION

LINNオリジナルテクノロジーである定在波除去技術SPACE OPTIMISATIONが、フロントスピーカーのみならず、リアやサブウーファーを含む全てのスピーカーに適用され、無限に広がるクリアな空間を再現します。また一般的に音質上最適な場所に設置しにくいセンターチャンネルやリアスピーカーから理想的な再生が可能となります。

再生ソースについて

DSM / EXAKT DSMのHDMI再生には、デコーディング機能*を搭載していません。フォーマットの変遷によって簡単に陳腐化してしまうことを避けて、デコード機能はプレーヤーに任せる方式を採用しています。お使いになるブルーレイプレーヤーなどの再生機に「PCMマルチチャンネル」出力機能があることを必ずお確かめください。
*デコーディング機能:各種圧縮フォーマットを解凍する機能

LINN SURROUNDスピーカー構成

システムを構成するスピーカーチャンネル数は、2.0〜7.1chまで柔軟に対応します。標準的な5.1chはもちろんですが、ステレオシステムにリアchを追加したシンプルな4.0chでも、リスナーを取り囲むLINN SURROUNDの驚異的な空間再生能力を存分に味わっていただけます。
スピーカー選択のバリエーションは、大別して下記の2つ。ヘッドユニットによって可能なシステムに違いがありますので、効果的な組み合わせをお選び下さい。

A : EXAKTスピーカーのみ

EXAKTスピーカーだけで構成する理想的なサラウンドシステムです。ヘッドユニットはEXAKT DSMもしくはDSMが使用可能。EXAKTBOXを使ったスピーカーを組み合わせ、異次元のパーフェクト・サラウンドサウンドを再現します。

<システム例A-1> 5.1ch

ヘッドユニット:KLIMAX EXAKT DSM
フロント:KLIMAX EXAKT 350
センター:KLIMAX EXAKTBOX + AKURATE225*
リア:EXAKT AKUBARIK
ウーファー:EXAKTBOX SUB + MELRODIK*

<システム例A-2> 4.0ch

ヘッドユニット:AKURATE EXAKT DSM
フロント:EXAKT AKUBARIK
リア:520

B : EXAKT + パッシブスピーカー

LINN SURROUNDは、サラウンドに使用するスピーカーの内の2本に従来型パッシブスピーカーをミックスさせることができます。どのチャンネルにパッシブスピーカーを割り当てることも自由ですので、現在お使いのスピーカーを活かしてのシステム構成も可能です。ヘッドユニットにはDSMが必須です。内部にDAコンバーターを内蔵しないEXAKT DSMでは、この組み合わせに適応しません。

<システム例B-1> 4.1ch

ヘッドユニット:MAJIK DSM
フロント:EXAKT AKUDORIK
リア:小型パッシブスピーカー
ウーファー:EXAKTBOX SUB + SIZMIK*
居住スペースの邪魔にならない壁付けや埋め込みスピーカーをリアに使ったシステム例。

<システム例B-2> 4.0ch

ヘッドユニット:KLIMAX DSM
フロント:パッシブスピーカー
リア:530
現在お使いのハイエンドスピーカーをフロントに置いたまま、リアにスリムなEXAKTスピーカーを設置した組み合わせ。

<システム例B-3> 5.1ch

ヘッドユニット:AKURATE DSM
フロント:EXAKT AKUBARIK
センター:他社パッシブスピーカー
リア:520
ウーファー:他社ウーファー
センターchとウーファーに他社製パッシブスピーカーを使用した例。フロントとリアはEXAKTスピーカー。

*印はLINN生産完了品