LINN45周年/2010年代

■2010年代

2010  Majik DS-I:ネットワークプレーヤーDSとプリメインを同居させた最初の製品
2011  Linn DSM:ソースとプリアンプを組み合わせたシリーズ登場
2012  Akubarik :5wayアクティブスピーカーの研究開発
2013  Exakt:アーティストとリスナーをダイレクトに結ぶExaktテクノロジーがKlimax 350に搭載
2014  Exakt Akudorik & Akurate Exaktbox:様々な製品にExaktテクノロジーが搭載される
2015  Krystal:フラッグシップカートリッジの恩恵を受けたMCカートリッジ誕生
2016  Katalyst:Linn第4世代DACテクノロジーがKlimax DSとDSMに搭載される
2017  Katalyst :Klimax 350、Akubarik、AkudorikにKatalystが搭載
2018  Urika II & Lingo 4:アナログ&デジタルハイブリットフォノイコライザー、新外部電源発表

DSの誕生は、DSMシリーズへと発展していきます。

ご家庭で楽しまれる様々なソースを統合し高音質で楽しめて、
ソース選択やボリュームコントロールなどをタブレットで一括操作するDSMは、
現在のLINNの紛うことなき中心製品です。

2013年には革新的デジタル伝送システムExaktが登場します。
デジタルでのロスレス領域を極限まで広げ、アーティストの生み出した音楽を
リスナーの耳まで欠落することなく届ける究極のシステム。


現在では、5製品にまでExaktスピーカーを拡充し、
様々なグレード、様々なサイズ、様々なルックスでラインナップされます。
今後はこのシステムでのサラウンド再生も充実していく予定です。

Klimax Exakt 350

そして最も直近に誕生したのが、デジタルテクノロジーを大胆に取り入れた
フォノイコライザーUrika II。

Urika II

Krystal

レコード盤に直接触れるようなダイレクトかつ豊かな音質には、
特大のインパクトがあります。
今まで聴かされていたのはレコードの音ではなく、フォノイコライザーの音だったのか…
という事実にしばし唖然とすること間違いなし。
アナログ回路では全く不可能な、正確で自然なイコライジングは、
馴染みのレコードの価値をまったく新しいものにします。

デジタルテクノロジーを自在に活用し、
幅広い音楽ソースから最大の感動を引き出すことを可能にして来た近年のLINN。
アナログレコードでもネットワーク上の音楽データでも、サラウンドサウンドであっても
「欠落なく、情報を正しく音楽に蘇らせる」という目的は変わりません。

LINNはこれからどんなシステムを我々の前に提示してくれるのでしょうか…
これからも皆様と音楽を。


©Kenji MASUNAGA/益永研司写真事務所

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