Linn Records 便り: 「デジタルもアナログも」

スタジオマスター音源とLPレコード、それぞれ聴き逃せないタイトルがリリースされました。

先ず、クレア・マーティンの新譜「Witchcraft(ウィッチクラフト):AKD 359」。

akd-359 今や英国ジャズシーンのトップヴォーカリストとして充実した活動を続けるLinn Records の看板アーティスト、クレア・マーティン。
「サー」の称号を持つ、作曲家ピアニスト、リチャード・ロドニー・ベネットとの共演による、サイ・コールマンのソングブックとして編まれた一作が登場。
二人のクリエイティブなパートナーシップは前作「When Lights Are Low(フェン・ライツ・アー・ロウ):AKD 260」以上の深まりを見せ、絶妙なインタープレイがスタジオマスターによって、これまで以上にリアルで濃密に再生されるでしょう。
自在なピアノプレイに支えられて羽ばたくクレアのヴォーカルと、時として絶妙に重なるリチャードの声の溶け合いも「魔法の様に」見事で、スムーズでリラックスした極上の時間を過ごしていただけます。

もう一点は、いよいよアナログLPの発売が現実化するメーブ・オボイルの「All my sins(オール・マイ・シンズ):AKH 363」。

akh_363_sleeve 世界中に数多く存在する音楽を志す若者達。恵まれた才能だけではミュージシャンとして自立することは困難なことは言うまでもありません。
グラスゴーの音楽シーンに合って、LINN との幸運な出会い、それもスタジオマスター音源の配信がきっかけで世界中にリスナーを獲得することができた彼女のデビュー作が高音質アナログディスクでリリースされます。
ダウンロードサービスからアナログLPへの発展。ここでもキーワードは「高音質=Linn クオリティ」。
21世紀のシンデレラストーリーを是非とも情感たっぷりに再現されるレコードでもご確認下さい。