LINN JAPAN NEWS 2023 Vol.7/Manage Systems アップデート情報、メディア情報 など

<[アップデート] Manage Systems マネージシステムズ>

Konfig に代わって、現在Linn 設定システムの中心となっているManage Systems。
Web 上で行うため離れた場所でも設定が可能な、まさにLinn らしい現代的なシステムです。
このManage Systems にも製品本体同様、様々なアップグレードが施されますが、
この度加わりましたのが「Custom Filter」の項目です。

このカスタムフィルターの項目では、「BASS SHELF」「TREBLE SHELF」という低音域と
高音域のトーンコントロール、そして「SUBSONIC FILTER」の設定を行います。

★設定手順
Manage Systems ログイン → 該当製品の選択(EDIT SETTINGS) →
ADVANCED → Custom Filters

■BASS SHELF
クロスオーバーポイント: 20〜200Hz(1Hz 刻み)
ゲイン: -6dB〜+3dB(0.05dB 刻み)
■TREBLE SHELF
クロスオーバーポイント: 8k〜20kHz(1Hz 刻み)
ゲイン: -2dB〜+2dB(0.05dB 刻み)
■SUBSONIC FILTER
クロスオーバーポイント: 1〜80Hz(1Hz 刻み)



上記設定は、80Hz以下の定在波に対してピンポイントに作用する
Space Optimisation とは別に適用されます。

悪戯に音楽を変形させることを意図していないため、
トーンコントロールのゲイン幅は最小限に留められていますが、
ロスレスのデジタルクロスオーバーによって精密にコントロールされますので、
全体のトーンに少し変化を加えたい時にご活用ください。

またSUBSONIC FILTER は、本来のレコード再生時の使用と並行し、
ご使用のスピーカーで再生されるはずのない超低音域をカットすることで
ウーファーの負担を劇的に低減して動作のリニアリティを上げ、
音楽全体の明瞭度を上げる効果も期待できます。

中〜小型スピーカーだけでなく、大型スピーカーをお使いの場合にも
有効ですのでお試しください。
*一般的に大型スピーカーでは7〜12Hz、
中型スピーカーでは20〜30Hzでのかなり低い周波数設定をお勧めします。


<【メディア】Web記事掲載のお知らせ>

★UTOPIK
14 年ぶりのアップグレード、新電源「UTOPIK」の試聴記事がアップされています。
SELEKT DSM -KA とKLIMAX DSM/3 をサンプルとして、その劇的な音質向上について
詳細に語られておりますので、ぜひご覧ください。
*1月31 日まではUTOPIK プロモーションも開催中ですのでお見逃しなく!

“Phile Web LINNの新電源モジュール「UTOPIK」レビュー



<【You Tube】Linn新動画のお知らせ>
★LINN x Ran Ortner
カスタムフィニッシュの360 を購入されたニューヨークの画家「ラン・オートナー」。
アトリエでのギラードとの様子が動画でアップされています。
波/海を題材として描く彼の壮大な作品とLINN 360 SYSTEMの融合をご覧ください。

“LINN x Ran Ortner”



<[再々告知] KLIMAX DSM/3 トレードインアップグレード>
KLIMAX DSM/3 のトレードインアップグレード・サービスの期限を改めましてご案内致します。
この最後の機会を是非お見逃しなく!!

■ KLIMAX DSM/3 トレードイン終了日
2024年1月31日受注分まで
※KLIMAX SYSTEM HUB/1 のトレードインサービスも同様に終了致します。


LINN JAPAN 2023年12月15日