1991 — Numerik
1998 — CD12
2007 — Klimax DS
2016 — Katalyst
‘Katalyst DAC (カタリストDAC)’はこれまでLINNが発表してきた
D/Aコンバージョンを凌駕する新しい技術的な成果です。
‘Katalyst’はアナログ信号を創出する際の極めて重要な諸要件を先例の無い水準で総合的に制御します。揺らぎのない基準電圧を根幹として、デジタルデータの最適化、より優れたマスタークロック、セクション毎に独立した給電回路、そして、新設計のアナログ出力段で構成される回路トポロジーです。
基準電圧の微細な変動ですら脆弱なアナログ信号に取り返しのつかないダメージを与えてしまうため、アナログ信号創出の観点から、揺らぎの無い基準電圧が非常に重要です。
‘Katalyst’の極めて安定した動作によるパフォーマンスが、より一層深く真実の音楽を開花させます。
デジタル信号にエラーが有る場合、アナログ出力は検聴できる歪を伴う不完全なものになります。
‘Katalyst’デジタル信号からエラーを取り除き、より高精度で低歪のアナログ信号を出力します。
極めて安定して動作するためにノイズから徹底隔離された基準電圧によって、一切の振幅変異の無い信号を生成。
DA コンバージョンの各ステージ毎に専用設計され相互に独立した給電システムを採用。総合パフォーマンスに影響を与えるステージ間の干渉は排除され、圧倒的な低歪に貢献。
LINN オリジナル設計のデジタルデータ最適化ステージの導入。アナログコンバージョン開始直前でエラーの極小化とデジタルデータ自体の極めて正確な様相への最適化の実現。
専用の給電システムで動作する単一チップの高精度クロックシステムでDAC 全ステージのタイミングをより正確に制御。
超低歪のアナログ出力バッファにより、ノイズや音質劣化要因の影響を低減し繊細なアナログ信号の伝送にも配慮。