B A C H

打てば響く。
その響きに導かれ、とびきりの音楽作品が誕生した。

エストニアはタルトゥにある12世紀に建てられたヤン二教会。
そこにマリンバを前にしてKuniko が立つ。

手にしたマレットが音板を打つ。
生みだされた音は、消失してしまうまでの束の間、空間を駆け巡り、
同時に、あるいは、後から後から生まれた音達とその刹那、
その場所にしかない響きを奏でる。

B
A
C
H

と、4個の英文字が配列されるだけで想起されてしまう音楽をめぐる様々な事象。
それら一切の思い込みを軽やかに超えてゆく音楽の時間を収めたアルバムが
Kuniko の最新作だ。

solo works for marimba – マリンバのためのソロ作品集、とサブタイトルがつけられた
ディスクにして2枚にわたる大作「B A C H」(Linn Records) がリリースされる。

さあ、普段よりほんの少しだけ心を澄ませて再生をはじめよう。

マレットが的確に音板を打ち、解き放たれた全ての音がヤンニ教会の空気を動かし、
刻々と様相を変貌させる響きがリスナーを包んでゆく。
しなやかに伸び縮みしながら水平に流れる線と、
幾重にも交差しながら溶け合って垂直に戯れる綾。
音のバイブレーションと響きのエネルギーに身をまかせていると、
音楽は決定的瞬間の連続体であることを自然に感得することができるだろう。

マリンバ奏者としてこれみよがしではないKuniko のヴィルトゥオジティが
演奏空間の稀有なアコースティックの下、自由に飛翔している。
「B A C H」 は新しい音楽の旅へあなたを誘う。


※LINN RECORDSでは、6月23日リリース予定
UK盤:CKD585(2CDもしくは、StudioMasterファイル)

国内限定盤 CKD 586/S(2SACD)も、東京エムプラス様よりリリース予定

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