CKD432: “CANTUS” リリース!

Linn Records デビュー作 “kuniko plays reich”(CKD 385) が僅か半年のセールスで2011年レーベルのベストアルバムに選定され、第二弾が待望されていたパーカション奏者の加藤訓子さんの第二作が完成しました。

その後、ライヒのカウンターポイント集の実演で、第12回(2012年度)佐治敬三賞(サントリー音楽財団)を受賞するなどワールドワイドに充実した 演奏 活動を展開する彼女の最新の取組みが結実。

今回、”CANTUS” と名付けられたアルバムは、アルヴォ・ペルトの作品を中心に、前作に収録されなかったスティーブ・ライヒの「ニューヨーク・カウンターポイント」も加えて 全6曲で編まれた意欲作。

静謐な音が少しずつ重なり溶け合って、紡ぎだされてゆく時間の中で、心の深い場所に根を張るように届けられるペルトの傑作からここに選ばれた 4曲は kunikoによって新しい価値を獲得し、ペルト諸作品の演奏史においても画期的なものとなるでしょう。

「優れた音楽作品との出逢い、それは真に喜びであり、同時に素晴らしい冒険なのです。”CANTUS” に収録した偉大な作曲家のほんとうに美しい楽曲達をお聴きになられ、皆様にもその喜びが発見されることを願っています。 - kuniko kato 2013」(アルバムのプログラムノートより)

作品のアレンジを活かしきるために、録音場所も入念に選定され、渾身のパフォーマンスが余すところなく収録された本作を貴方のシステムがどこまで再生できるのか。オーディオの可能性が試される必聴の作品に仕上げられています。

ディスクの発売に先がけてスタジオマスターのダウンロードが始まりました。
http://www.linnrecords.com/recording-cantus.aspx

どうぞ新しい音楽の扉を開いてください。

加藤訓子さん オフィシャルウェブサイト
http://www.kuniko-kato.net/home/home.html